山崎産業株式会社 家庭用品サイト
生活者にひびく魅力的な商品プレゼンテーション。
1949年の創業以来、数多くの環境用品を生み出されてきた山崎産業様。業務用品の開発から、住まい、オフィス、公共施設などへ事業領域を拡大され、清掃用品や日用品、屋上壁面緑化用品など幅広い商品づくりを手掛けられています。
既存の商品情報サイトは業務用品が中心であり、家庭用品については主要ブランドの特設サイトを複数展開されていました。そこで家庭用品の商品情報を集約したポータルサイトを新しく立ち上げられることに。ノイのサイト制作実績へのご評価から指名発注いただき、サイト設計からデザイン、CMS開発まで一貫して担当させていただきました。
2024年公開


ご要望 REQUEST
- 商品情報の検索性、見やすさの向上
- 商品情報発信における操作性・メンテナンス性の向上
- 商品の魅力を伝え、ユーザーが親しみやすいデザイン
ノイの提案・アイデア IDEA
商品の使用シーンや機能性の高さにフォーカス
山崎産業様の業務用品サイトではシンプルなスペック紹介が中心ですが、今回のサイトは家庭用品であることから一般のお客様に向けて商品の魅力をアピールすることに注力しました。製品一覧では、商品名よりも特長を伝えるキャッチコピーを強調し、使用シーンの画像を採用。商品詳細ページでは、使い勝手や機能性の高さをイメージしやすいように、使い方や細部がわかるカットまで掲載することに。山崎産業様の製品が「暮らしの中でどのように役立つか」をしっかり伝えることで、お客様の興味や新たな発見を促すように努めました。
商品を探すユーザーに親切な情報設計
山崎産業様の商品は、用途や使用場所ごとに幅広い種類があるため、商品分類をわかりやすく整理しました。カテゴリー検索を導入し、商品特長や使用場所に応じて直感的に情報を探せるように設計しています。
親しみやすさの中に、「プロ感」を感じさせるデザイン
デザインには丸みのあるUIパーツやフォントを取り入れ、親しみやすい雰囲気に仕上げました。全体のトーンは柔らかさを基調にしつつ、コンテンツごとに商品画像やレイアウトに強弱や動きを加え、単調にならないよう工夫しました。また、山崎産業様の製品は主に、清掃・ビルメンテナンス業界で使用されているアイテムを家庭用にアレンジしたものであり、機能性の高さが特徴です。そのため機能性を強調する部分にはシャープなデザインを用いて、プロフェッショナルな印象を与えるよう意識しました。
使いやすく多機能なオリジナルCMSを開発
CMSの開発では、パソコン操作に不慣れな方も使いやすい仕様を目指しました。商品情報CMSでは、検索性や連携機能を強化し、関連商品やコンテンツなどお客様が興味に合わせてページ移動できるよう、回遊性の向上を図りました。特集・コラムCMSでは、記事ページを簡単に作成、追加することができ、記事が増えたときにもスムーズに回遊できるようタグ管理を設けました。
コンテンツ CONTENT
商品をさがす
すぐ見つかる! 直感的な検索&絞り込み機能
検索機能ではフリーワードだけでなく、品目や場所、シリーズなど細やかに条件を設定しました。サイト訪問を予想されるユーザーは、特定の用途から製品を探される方だけでなく、お気に入りのアイテムを買い足される方や、テレビショッピングや量販店などで見かけて興味を持たれた方などさまざまです。そのため豊富なラインナップから、誰もが目当ての商品を簡単に見つけやすいように項目を充実させました。
商品情報ページ
商品の魅力を強調し、詳細情報もカバー
メインターゲットである一般のお客様だけでなく、営業担当者様が商品カタログとして活用されるため、バイヤー向けの情報も掲載する必要がありました。そのため項目の洗い出しや、色違いやサイズ違いの商品の表示など、ご担当者様ときめ細やかに相談を重ねて決めていきました。商品の魅力や性能から詳細情報まで案内しながら、表現に強弱をつけることで見やすくしています。
特集・コラム
お客様のわくわく感を高める楽しい読み物
個人のお客様に向けて情報発信するための特集・コラムコーナーです。公開時の記事についてはノイで原稿作成を担当させていただき、暮らしに密着した掃除のコツや山崎産業様についてのトピックなど、ご担当者様と相談しながらテーマを選定。コラムを読んでくださったお客様の興味がそのまま購入につながるよう、商品詳細ページへの導線を設け、クロスセルも意識して構成しました。こちらのコーナーはCMSの導入により、新商品やシーズンに合わせたタイムリーな更新が可能です。今後も、自社のメディアとして活用していただきます。
プロジェクトレビュー REVIEW
ご担当者様から、ブランドのイメージに合ったデザインについて高く評価していただき、運用開始後には「日々の商品情報管理がしやすい」というお言葉をいただきました。ご要望にお応えできたことはもちろん、デザインや操作性の面でもしっかりサポートできたことを制作チーム一同とても光栄に思います。