丁寧なサービス姿勢を伝えるビジュアル表現で引合獲得、求人エントリーの大幅増加に貢献

大阪を拠点に、近畿エリアで「訪問看護」「居宅介護支援事業」「子ども療育事業」の3事業を展開しているメディケア・リハビリ様のサイトです。自社サイトでの人材採用強化とお問い合わせ件数増加を目指して、親近感醸成・不安払拭につながるような、温かみのある表現やデザインを意識しました。

クライアント概要
会社名
株式会社メディケア・リハビリ
事業内容
訪問看護・リハビリ、居宅介護支援事業、子ども療育事業
本社
大阪府羽曳野市羽曳が丘3丁目203-1

WORKFLOW 01 - 初期提案

徹底した業界理解を行いユーザー視点で提案。

それまで親会社のサイト内でサービス紹介をしていたメディケア・リハビリ様でしたが、事業拡充に伴って広報の見直しをされており、引合獲得と採用強化を目指した独立サイトをご所望でした。広報ご担当者様が在阪のWeb制作会社3~4社に問い合わせた際にノイの対応が印象深かったこと、制作実績の豊富さ、プレゼンテーション時の提案内容の丁寧さを高く評価してくださり、私たちにご依頼いただけることになりました。
受注当時、ノイは医療や介護福祉関係の企業・学校のサイト制作実績はありましたが、BtoCの介護サービスサイトを手がけるのは初めてでした。そこでまず、業界や企業理解を徹底。関連書籍で業界研究を行い、質問事項を整理した上でご担当者様との打ち合わせに臨み、ヒアリングを数回実施しました。また、50社以上の競合・関連サイトを調査して、チーム内で「自分ならどの会社に頼むか」を話し合い、ユーザー視点でのサイト設計やトーン&マナーを検討していきました。
メディケア・リハビリ様のターゲットを「サービス利用を検討している一般利用者」「業務委託を検討している行政・企業の担当者」「求職者」に大別して、それぞれにペルソナを設定。いずれの層に対しても親近感と信頼感が訴求のカギになることから、「働いている人の顔が見える、ローカル感のあるサービスサイト」という方向づけをしました。
また、新規に立ち上げられた「子ども療育事業」に関しては、訪問看護とはターゲットや訪問目的が大きく異なるため、別サイト作成をご提案しました。

WORKFLOW 02 - 企画設計

温かみのある写真表現で競合と差別化。

メインユーザーとなる「サービス利用を検討している一般利用者」のペルソナを、「老親や配偶者が急に訪問看護が必要になって戸惑っている50代以上の男女」に設定。初めて利用する方も多いこと、介護や在宅医療に詳しくない可能性が高いこと、家族が退院してくるまでの数日で決断しなくてはならない状況などを想像し、ユーザーは不安や戸惑いを持ちながらサイトを訪問するのではないかと考えました。そこで、ひと目で内容がわかり安心できるようなサイトを目指すことに。チーム内でペルソナ設定を共有し、コンテンツ企画やデザイン、システム、文章表現などを検討する際には、このペルソナがひと目で理解できるかどうかを基準に判断していきました。
また、ストックフォトを使うことが多い介護・看護系の競合サイトとの明確な差別化を狙い、実際にサービスを利用されている方のご自宅で撮影を行いました。クライアントの協力のおかげで、ご本人の笑顔やスタッフの真剣な表情を引き出すことができ、リアリティと温かみを感じさせる写真表現を実現することができました。一般のご自宅にお邪魔する際には、事前の段取りを念入りに行い、短時間で撮影できるよう臨みました。

コンテンツ/わかりやすく親しみやすい「サービス紹介」

専門用語を控えめにして、見出しと短めの文章でサービス内容を紹介。ピクトグラムよりも温かみのあるオリジナルイラストを作成し、「こんな時には」というシンプルな事例を併記することで、柔らかさと親切さを演出しました。

コンテンツ/働きやすさを直感させる「採用ページ」

6人6様の「職種×ワークスタイル」を提示した先輩インタビューで、社員の方の人柄、働きやすさ、キャリアアップ、現場の雰囲気をイメージしやすい構成に。全社員へのアンケート結果を円グラフにして、働きやすさがひと目で伝わるようにしました。

コンテンツ/強みや事例をまとめた「企業・行政のご担当者様へ」

BtoCのサイトの中で、BtoB向けの内容だけをまとめた専用ページを作成。冒頭で強みや実績をしっかりアピールし、過去事例、よくあるご質問などを集約して訴求力を高めました。

コンテンツ/「PARC(パルク)」サービスサイト

「子ども療育事業」のサービス紹介を別サイトとして展開。こちらも「不安払拭」「信頼感」「親近感」「わかりやすさ」をキーワードに作成しました。楽しく前向きに閲覧していただくためにキャラクターにコミカルな動きを与え、アニメーションを織り交ぜました。

コンテンツ/「PARCがめざすこと」

企画から撮影、ナレーション作成、編集まですべてを担当したオリジナル動画を作成。PARCの強み、アピールポイント、実際に行う指導内容などを細かくヒアリングした上で、カット割りを検討し、具体的なストーリーに落とし込んでいきました。無音で再生しても内容がわかるように、ナレーションの文言にもこだわりました。

WORKFLOW 03 - 制作開発

デザイン/縦書きで目線に変化を。

シンプルで優しいトーンをデザインコンセプトに、温かみと清潔感のある配色を行い、文字サイズや字間行間を細かく調整して読みやすさに配慮しました。単調にならないよう、ナビゲーションメニューやメインコピーなど要所要所に縦書きを採用。横書きの中に縦書きを混在させることで、読ませたい部分に注目させるとともに、自然な目線の中に適度なアクセントを加えられるよう意識しました。ノイ社内のイラストレーターが描きおろした柔らかなタッチのイラストを随所に配置して、介護や医療が持つ硬いイメージを緩和させるようにしました。
PARCサイトについても、不安を抱えたユーザーを優しく受けとめるような温度感を意識しました。サイトを見ているうちに「ここなら私たち親子にとってよさそう」と自然に感じられるように、押しつけがましくなく、明るく楽しい雰囲気を心掛けました。キャラクターを強く印象づけたかったのでアニメーションにこだわりました。色数を増やしすぎないように配色に注意しながら、見学や問い合わせへの導線を目立つように設置しました。

システム/CMS導入でサイト運営効率をアップ。

お知らせ・イベント管理CMS、お問い合わせフォームを導入しました。旧サイトで利用していたブログ記事を一部移行し、表示の見え方や更新方法を整理し、ご担当者様が新しい管理画面に早く慣れていただけるよう工夫して進めました。

WORKFLOW 04 - 公開運用

採用情報などを不定期に更新しています。

全体レビュー (獲得成果)

人材採用に関しては転職サイト経由での応募がメインだったのが、サイト公開から3カ月の時点で、自社サイトからのエントリーが急増したとご担当者様からお聞きしました。現場では「社風や職場の実情がちゃんと伝わるサイト」「このサイトを見たらすぐに応募する」とおっしゃってくださっている社員の方もいるそうで、インナーブランディングにもつながったと評価していただいています。また、サービスへのお問い合わせ件数も着実に増加しているとのことで、大変うれしく感じています。
サイト公開後、介護業界からサイト制作に関するお問い合わせを次々といただいています。メディケア・リハビリ様に学ばせていただいたことを活かしていけるよう、スタッフ一同努力してまいります。