臨場感のある写真・動画を活かした
クラフトマンシップを体感させるサイトに。

東紀繊維様は、こだわりと熟練した職人技術を持つテキスタイルメーカーです。100年以上の歴史を持つ「吊り編機」で編み上げられる生地は、世界でも唯一無二かつ高品質で、有名高級メゾンや国内外のアパレル企業から高く支持されています。以前ノイが作成したステュディオ・ダ・ルチザン様のサイトを気に入っていただき、印象的なビジュアル表現と日英併記で海外顧客にアピールできるコーポレートサイトを作りたいとご相談いただきました。

2019年公開

ご要望 REQUEST

  • 吊り編機の稀少性と熟練技術が理解できるサイト吊り編機の稀少性と熟練技術が理解できるサイト吊り編機の稀少性と熟練技術が理解できるサイト
  • 主要取引先である海外高級メゾンに響く洗練されたデザイン
  • 日本語・英語のバイリンガル表記
  • 工場の写真・動画撮影

ノイの提案・アイデア IDEA

本社や工場写真の充実で企業規模を訴求

リニューアル前のサイトは文字での説明が多く、ものづくりに対する姿勢や会社のスケールがイメージしにくいという課題がありました。そこで製造風景や工場・設備の写真紹介に力を入れ、初めて見たユーザーにも信頼感を与えられる構成をご提案しました。

海外顧客に配慮したサイト設計

リニューアル前のサイトは文字での説明が多く、ものづくりに対する姿勢や会社のスケールがイメージしにくいという課題がありました。そこで製造風景や工場・設備の写真紹介に力を入れ、初めて見たユーザーにも信頼感を与えられる構成をご提案しました。

日本語・英語のバイリンガル表記

ご相談いただいた当初は、日本語と英語の2サイトを作成する予定でしたが、ご予算やご要望をお聞きした上で、1つのサイトに日英併記するデザインをご提案しました。英語が堪能なご担当者様だったので、ノイで作成した日本語原稿をもとにした英訳原稿をご支給いただきスムーズに制作できました。

工場見学体験を活かしたデザイン

制作にあたって、ディレクター、デザイナー、ライターで和歌山の工場まで伺い、制作工程を見学させていただきました。吊り編機の迫力や編み上げられた生地のふんわりとした質感、風綿が舞う工場の臨場感を伝えられるよう、写真を主役に配置し、装飾と色味を抑えたデザインをご提案しました。

コンテンツ CONTENT

トップページ

写真補正やフォント選定など細部にも注力

主役となる写真の補正ではコントラストを落とさないように明度の調整をし、明るい部分に青色、暗い部分に緑色を足すことで、情緒を感じさせられるように仕上げています。フォントは、固い印象になりすぎず、ほどよい太さがあり、小さく扱う時にも読みやすい「WilliamsCaslon Text」を採用しました。

生産工程(動画撮影)

吊り編機の迫力を動画で表現

100年以上も昔に作られた歴史的な吊り編機を、これだけ多く所有し現役で稼働させているのは世界でも東紀繊維様しかありません。言葉だけでは伝わりにくいその事実と迫力ある音や動きを動画で表現しました。スチルと同日にスナップで撮影し、工場の自然な雰囲気を活かしたシンプルでリアルな動画に仕上げています。

プロジェクトレビュー REVIEW

当初からご担当者様自身がWebには明るくないと仰っていたこともあり、質問やご相談にしっかり向き合うよう意識していたためか、制作初期から大きな信頼と期待を寄せていただけました。着手から公開までがタイト(※)なプロジェクトでしたが、東紀繊維様のものづくりに対する想い・こだわりに応えたいと思い、普段以上に丁寧に進めるよう心掛けました(※毎年フランスで行われる見本市の開催前に完成させる必要があったため)。
公開後は社長様が来客者に自慢されるほどお喜びいただけたそうで、本当にうれしい限りです。