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開学60周年に向けた大胆なリブランディングの一助に。

長野大学様は、長野県上田市にキャンパスを持つ公立大学です。地域社会と連携した取り組みを積極的に重ね、ローカルに根差した「知の拠点」としての存在価値を高めており、2026年度には学部再編や理工系学部の新設も予定されています。大きな歴史的変化を迎えるにあたり、10年以上運用してきたWebサイトをリニューアルしたいというご相談をいただき、ノイはサイト構造設計からデザイン刷新、CMS整備まで全面的に協力させていただきました。地域連携を軸とした学びの特徴と教育構造の進化について、地域社会・企業・自治体・受験生・保護者など多様なステークホルダーに向けて正確かつわかりやすく伝えられるWebサイトをめざしました。

2024年公開

ご要望 REQUEST

  • 大学改革と地域連携を支える情報発信力の強化
  • 多様な利用者に配慮したわかりやすい導線設計
  • 公立大学としての認知向上とSEO対策
  • 受験生が必要な情報にたどり着きやすい仕組みづくり

ノイの提案・アイデア IDEA

多様なユーザーに配慮した情報構造と導線設計

リニューアル前のWebサイトでは、長年の運用でサイト内にさまざまな情報が散乱し、整理しきれていない状況になっていました。新サイトでは、訪問者が目的の情報に迷わずアクセスできるよう、閲覧の多いページやよくある質問への導線を要所に設置し、検索しやすくしています。受験生向け情報は専用の入試情報サイトとして分離し、必要な情報にたどり着きやすい構造に再整理。また、逆L字型ナビゲーションを採用し、メインメニューと対象者別メニューを明確に分けて、誰にとってもわかりやすいサイト構造をめざしました。バナーエリアやお知らせ配信機能の拡充で、最新情報の発信力も高めています。

大学の特色を伝えるデザイン刷新

ロゴカラーを基調に、白と黒をベースにしたシックでアカデミックなデザインに刷新。資料請求やお問い合わせなど、行動を促すポイントではロゴカラーをアクセントとして活用し、視認性を高めました。また、写真素材を多く活用して学内の活気や学びの魅力を直感できるデザインに一新しました。さらに、アクセシビリティにも配慮し、コントラストの効いた配色や背景色・文字色を切り替えられる機能を導入。受験生向けサイトでは、やさしいトーンを取り入れ、親しみやすさを演出しました。

運用に寄り添ったCMSと発信体制の最適化

リニュ―アル前のWebサイトのCMSに対する課題を一つずつ整理し、学内の運用体制に合わせた柔軟な機能を搭載。お知らせ、バナー管理、イベント、教員紹介、地域活動発信、募集要項、合格発表など更新頻度の高い部分をCMS化し、情報発信のパフォーマンス性を高めました。とくに教員紹介ページでは、研究内容だけでなく、受験生向けのメッセージなど情報項目を拡充し、従来にない発信が可能となる仕様を整えました。

コンテンツ CONTENT

受験生応援サイト

受験生専用の情報を整理し、迷わずアクセスできる特設サイト

入試関連情報を一元化し、受験生が知りたい情報にすぐにたどり着ける構造を実現。デザインもやさしいトーンでまとめ、親しみやすさを意識しました。
https://www.nagano.ac.jp/admission/

地域協働・貢献

地域と連携した取り組みをわかりやすく紹介

長野大学ならではの地域活動や協働事業をまとめ、地域との密接な関わりを伝えています。
https://www.nagano.ac.jp/community_collaboration/

教員紹介

研究内容だけでなく、人となりが伝わる構成に

研究紹介に加えて、プロフィールやメッセージを掲載し、受験生が学びのイメージを描きやすい内容に拡充しました。
https://www.nagano.ac.jp/faculty/staff/

プロジェクトレビュー REVIEW

リニューアルを通して、地域連携や新学部開設といった大学の今後の方向性を正確に伝えられる情報発信基盤を構築しました。運用面でも更新負荷を抑えつつ、多様な発信が可能なCMSを備えたことで、学内外への情報提供が円滑になったのではないかと感じています。ご担当者様からも「先を見据えた提案と多様な要望への柔軟な対応が大きな助けになった」とのお声をいただきました。