ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド

https://www.l-s.jp/

周辺観光のための拠点ではなく、
目的地になるディスティネーションホテルへ。

日本で初めてスモールラグジュアリーホテルに認定され、女性の感性に響く空間を提供され続けている「ホテル ラ・スイート 神戸ハーバーランド」様のWebサイトです。開業に伴うサイト構築をご依頼いただいてから10年後のタイミングで、ホテルの個性をより強く打ち出していくためのリニューアルを私たちにご依頼いただきました。リニューアルにあたっては、制作スタッフ全員で現地を訪れてヒアリングを行い、その場でしか感じられない魅力を含めてしっかりと理解を深めていきました。

うかがったご要望は「ラ・スイート」を、神戸観光のための拠点ではなく、ホテルそのものが目的地となる「ディスティネーションホテル」として表現したいというもの。実際に、利用されるお客様の半数が「おこもりステイ」を楽しまれており、その魅力をサイトでもしっかりと表現することが求められました。

2018年公開

ご要望 REQUEST

  • ディスティネーションホテルとしての魅力訴求
  • メインターゲット(20代〜50代の女性・カップル)が好むデザイントーン
  • シンプルでわかりやすい設計

ノイの提案・アイデア IDEA

ビジュアルでは訴求できない部分をコンセプトに

リニューアル前のサイトでは、著名な写真家による魅力的なビジュアルで、外観やオーシャンビューのジャグジーバス、ラグジュアリーな客室など、ハード面の訴求は十分できていました。しかし、エステやバー、ルームサービスなどを含む「おこもりステイ」を促進するためには、少しでも長くこのホテルでの時間を過ごしたいと感じていただける「ソフト面」を含めたコンセプトの訴求が必要だと考えました。

その「ソフト面」は「音楽」と「香り」「花」です。「ラ・スイート」という名前は、この3つの旋律が音楽のように組み合わされていく組曲(suite)をイメージして名付けられました。これらはどんなに魅力的なビジュアルでも表現することはできないものです。このコンセプトをメインターゲットである30~50代の女性・カップルに向けて明確に打ち出すために、コンセプトコピー「五感が、歌いはじめる。 ~感性の「組曲(suite)」を愉しむホテルステイ~」をご提案しました。

ハードの魅力を伝えるビジュアル引き立つデザイン

デザインについては建築のテーマにもなっている「ヨーロピアンラグジュアリー」を意識しながら、高級感のあるトーン&マナーで構築。ハード面の魅力をダイレクトに伝えるビジュアルがより引き立つようなデザインに仕上げました。一般的なホテルサイトであれば見落とされないよう主張が強くなりがちな予約フォームへの導線も、高級感を損なわないよう全体的なデザインと調和したボタンに調整しています。

コンセプトの表現については、アニメーションをはじめとした演出が大きな役割を果たしています。メインビジュアルのアニメーションで余韻をもたせるだけでなく、特設コンテンツにおいてもスクロールスナップによってユーザーのUXを最大化。「ラ・スイート」のおもてなしのエッセンスが感じられるサイトを目指しています。

コンテンツ CONTENT

CONCEPT

「五感」に訴える魅力を紹介

「五感が、歌いはじめる。」を紹介するコンセプトページでは前述の「花」と「音楽」「香り」に「食(レストラン)」と「美(エステ)」を加えて、「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚」それぞれからの「ラ・スイート」の魅力を紹介。動画を用いることで直感的に伝わるコンテンツとなっています。

MENU(FLOOR MAP)

施設の場所がわかるフロアマップ

ホテルのどこにどのような施設があるのか? 「おこもりステイ」による施設利用を促すためにも、各施設の場所をわかりやすく伝えることが必要でした。そこで、ハンバーガーメニューを押した際に、ホテルの簡単な断面図と各施設のリンクが一体となったフロアマップも表示されるようにしています。

おもてなし

ホテルの姿勢まで伝わるおもてなしコンテンツ

サプライズへの手厚い協力などから、有名旅行サイトでクチコミランキング全国1位の栄誉を受けているラ・スイート様のおもてなしをアピールするコンテンツです。こうしたコンテンツはどうしても自慢になってしまいがちですが、「ラ・スイート」様の姿勢をより良く伝えるために「日本一の栄誉は、ここまで育ててくださったお客様のおかげ」とメッセージしています。

ウェディング

ラ・スイートだから叶うウェディングを表現

1日1組限定で受け付けているウェディングのサイトも同時に構築しました。その美しい建築と絶好のロケーションだからこそ叶う「ラ・スイートウェディング」の価値を再認識していただくために、コピー「名画のように。」をご提案。印象的な外国人モデルと「ラ・スイート」らしい花のイラストを繊細に組み合わせたデザインとともに、唯一無二のオートクチュールウェディングを表現しています。