住友電工の魅力を
ジオラマに集約して表現
住友電気工業株式会社のコーポレートサイトです。営業顧客、株主投資家、従業員、就職希望者など、様々なステークホルダーのコミュニケーション窓口として展開しています。英語、中国語サイトも開設しています。

- 住友電気工業株式会社

- 電線、光ファイバーなど電気部品製造。
電線の国内シェア1位。東証一部上場。 
- 大阪市中央区北浜4-5-33
リニューアル経緯
既存サイトは経年とともにサイト掲載情報が陳腐化してきており、社内外から「企業の魅力が伝わらない」「サイトの使い勝手が悪い」など多くの問題点が指摘されていました。これらの課題解決を解決するために、制作会社によるリニューアルコンペが実施されました。その結果、「コミュニケーションハブとしてのWEBサイト活用」を軸にした私たちの提案が採用されました。
プランニング/BtoB事業をいかに分かりやすく表現するか
プランニングフェーズで最も頭を悩ませたのが、一般ユーザーにとって馴染みの薄い分野をいかに分かりやすく表現するかということでした。技術広報には様々な手法があります。 「身近にある○○○の製品」といった生活視点への落とし込み、「○○○製品がもららす未来生活」といった先進技術の訴求など。私たちがたどり着いた結論は「人にフォーカスしたコンテンツ」「クラフト感」でした。
住友電工は人を大切にする会社です。本プロジェクトでも何人もの社員の方とお話させていただきましたが、みなさん心の底から会社のことを愛し、誇りに思っています。人にフォーカスするコンテンツというプランは当然の選択でした。
また、グループ従業員数13万人を超える大企業でありながら、ものづくりの原点を忘れない職人気質な社風や社会基盤を支える事業展開も訴求したいテーマです。これを伝えるには「読ませる」コンテンツだけでは不十分だと考えました。いかにエモーショナルに表現するか、これが大きなクリエイティブテーマとなりました。
情報設計/数千ページの情報をいかに整理するか
既存サイトは数千ページと情報量が多く、また情報も多岐にわたっているため、情報設計には多くの時間を費やし、納得できるまで何度も何度も繰り返し設計作業を行いました。この規模のサイトでは情報の探しやすさはもちろんのこと、更新性もとても重要になってきます。サイト全体でのCMS導入という選択肢もありましたが、私たちはページ要素の部品化や運用ガイドライン策定など複数の手法を組み合わせることでこの課題を解決しました。
取材撮影/テクニカル・ライティングへの対応

新規コンテンツ「Researcher Clip」ではインタビュー形式で研究者の技術開発への取り組みを紹介しています。内容はいずれも専門知識がなければ理解しづらい高度な内容です。これを一般ユーザーに分かりやすく伝えるためには、テクニカル・ライティングのスキルが必要です。私たちの協力会社ネットワークの中から、この分野の実績が豊富な編集プロダクションにご協力いただき、ねらい通りの分かりやすいコンテンツに仕上げることができました。
デザイン素材/WEBサイト用に直径1200mmのジオラマ模型を作成

社会基盤を支える事業展開をエモーショナルに表現するには・・・。このテーマに対し、私たちはラフを含め数十パターンの展開を提案しました。その中で選ばれたのが街のジオラマ模型によって住友電工の事業領域である自動車、情報通信、エレクトロニクス、電線、産業素材を表現するというプランでした。ただ、これらを都合よく網羅した市販のジオラマ模型はありませんでした。そこでWEBサイトのキービジュアルのためだけに直径1200mm、150分の1スケールのジオラマ模型を制作することになりました。1ヶ月以上の時間をかけ住友電工オリジナルジオラマを完成させました。より臨場感を持たせるため、ドイツメーカーの人物模型を取り寄せ、生活シーンを想起させるなど、細かな工夫も行っています。このビジュアル展開は大変好評をいただきました。
デザイン/ブルー・グレーをベースカラーに明るく親しみやすい印象を
ビジネスに好まれるブルーやグレーなど寒色を採用しながらも、明るく親しみやすい印象を与えるデザインを心がけました。BtoB企業サイトの場合、どうしても無機質な印象になりがちです。人物写真を多く取り入れることでサイトに温かみを持たせる工夫を施しました。


